制御機器大手の横河電機は9月2日、主力のプラント制御事業の国内市場の縮小を見込んで、本体と国内2子会社の30歳以上の社員を対象におよそ600人の希望退職を募ると発表しました。規模は国内社員の7%に当たります。
募集は、制御機器事業に携わる横河電機、横河ソリューションサービス、横河マニュファクチャリングの30歳以上の社員約6300人を対象に2015年1~2月に行います。特別一時金を支給し、再就職も支援します。合わせて3社の60~64歳のシニア社員についても、目標人数を設けずに希望退職者を募集します。
国内市場の縮小を理由とする国内の人員削減では、JT(日本たばこ産業)も昨年10月、1600人の削減を発表しています。