総務省は5月13日、今年1〜3月期平均の労働力調査(速報)の結果を公表しました。役員を除く雇用者5193万人のうち、正規の職員・従業員は前年同期比58万人減の3223万人、非正規の職員・従業員は前年同期比100万人増の1970万人でした。非正規の職員・従業員の増加は5期連続で、四半期ごとに集計を開始した2002年1~3月期以降で最多となりました。一方で、正規の職員・従業員は5期連続で減少しています。
非正規割合も5期連続で上昇し37.9%となりました。非正規の内訳をみると、パート・アルバイトが最も多く、1351万人(前年同期比65万人増)。次いで、契約社員293万人(同32万人増)、嘱託123万人などとなっています。